始まりはデラウェアから。
今回植えたブラックビートは私にとって2本目のぶどうです。初めて植えたのはデラウェアでした。粒は小さいですが、味も香りもいいですよね。値段が安いのも魅力です。
以前仕事で長野県の塩尻近くに住んでいたことがあります。その頃近くの直売所で売られていた朝採れのデラウェアを食べ、デラウェアってこんなに美味しいんだと知りました。普通のお店で売られているものよりも房も粒も大きめで、粒の直系は1センチ以上。甘さも香りも凝縮された感じで、東京へお土産に持ち帰っても大人気でした。ワインの産地だけあって、日照量も夜の涼しさもぶどうに適していたのでしょう。
それから他のぶどうもいろいろ買って食べるようになりました。そのうち自分でも育てられないかと思うようになり、3年前にホームセンターで適当に苗を買って植えたのが最初です。NHKの趣味の園芸シリーズの小冊子を片手に見様見真似です。
スタートの苗の植え付けからして間違ったこともやっていましたが、細かやかなお世話に甲斐あり?2年目には少し実が採れるようになり、昨年は、小さいのも含めて60房くらい収穫できました。この時の写真をタイトルに使っています。
3年かけて育てたデラウェアですが、予想以上の収穫に満足してしまうと今度は高級ぶどうを育ててみたいという欲求がムクムク出てきました。YouTubeでプロの農家の方がシャインマスカットやピオーネのなどの育て方を解説してくださるのを見ているうちに、もしかしたら自分にもできるんじゃないかという気がしてきたのです。
昨年末、ブラックビートの苗が届くと、妻の「えー、もったいないよ~」という言葉も聞かず、バッサリ伐採して植え替えてしまいました(デラ、ごめんよ~)。
デラウェアはその名の通り北米原産で、病気に強く湿気の多い日本の気候でも育てやすいと言われています。一方ブラックビートはそれなりに気を使わないといけないようですが、せっかく家庭で育てるので農薬は極力使わず、ヘルシーで美味しいぶどうを育ててみたいと思います。
今日のぶどうです。先週は肌寒い日が多かったせいかちょっと停滞気味?