果樹ある日々のブログ

素人が自宅でぶどうを育てています。

さっそく病気にやられてしまいました・・・

先週末の大雨から3日後のよく晴れた朝、いつものように眺めていると、新しい枝の表面に茶色っぽい帯状の斑点がたくさん出ているのを見つけました。前日までには気づかなったものです。

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病気かもしれないということでネットで調べてみると、どうも「黒とう病」のようです。枝や葉、果実などに発生して、枯らしたり見た目を悪くしたりします。一度発生すると冬を越して何度も発生しやすくなるかなりやっかいな病気のようです。

 

信じたくない気持ちで、普段ぶどう栽培の動画を視聴させて頂いている農家さんに写真をお送りしてお聞きしたところ・・・やはり黒とう病でした。ショックです。

 

薬でもある程度抑えられるようですが、今なら切ってもまだ伸びる時期であることや、新芽の段階で罹患した影響が長期に及ぶのではないかという不安があり、切り戻してしっかりと防除することにしました。お忙しい最中にも関わらずアドバイスを頂きましてありがとうございました。

 

本来発芽前の防除が重要らしいのですが(常識だと言われそうですが)、私はやっていませんでした。前に育てていたデラウェアでは何もしなくて平気だったのです。デラウェアは病気に強いと言われていますが、こんなに差があるとは思いませんでした。週末の大雨で泥が跳ねたのが原因かもしれません。苗木の枝は地面から近いので特に注意が必要だったのだと思います。

 

幸い枝の元近くの副梢が残せそうなので、それが伸びることを期待して、ぎりぎりのところでバッサリと切りました。

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 切った後は苗木表面の皮を剥ぎ、「オンリーワンフロアブル」を全体にスプレー。植え付け前に入れた牛糞堆肥のみでは窒素不足に見えましたので、樹勢回復のため化成肥料(15-15-15)を一つまみ撒きました。これで様子を見たい思います。